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スタッフ紹介
プロフィール
経歴
1994年から2000年まで信託銀行系システム会社にて、企業年金管理システムの開発に従事した後、2001年に有限会社電網工房を設立。2005年に経営者を対象とする「SNAコーチング協会」のITコーチ及びパートナーとして同協会の設立に参画する。
担当分野
ウェブサイトを取り巻く技術革新が進む中で、ユーザーが直面している問題点を明確化し、適切な解決策を提案する作業は特に重要である。
荒川が担当する上流工程の中でも、もっとも最初の作業である要件定義では、ユーザー自身が気付いていない隠れた問題点や課題を、ユーザーと一緒に見出していくことが大切である。

「物事には全て原因と結果があります。ユーザーが置かれている今の状況を生んだ真の原因を見つけることが問題解決に繋がります。その為には新しい業界の案件の場合、最低3冊はその業界に関する本を読み、ユーザーが置かれている業界の業務知識を修得します。」このような業務知識修得に対する彼の姿勢は、電網工房を設立する前の前職の影響が強い。

彼は日本を代表する大手システムインテグレーターと大手信託銀行が共同で出資した金融システム会社に大学卒業後プロパー社員として入社し、企業年金管理システムの開発・保守に6年間従事した。

荒川は当時をこう振り返る。
「入社する前は、システムエンジニアとして必要なのはコンピュータに関する知識だけだと思っていました。もちろん、それも重要です。しかしもっと大切なのは、そのシステムを使おうとしているお客様の業務に関する深い知識なのです。入社後は上司からの命令で金融や年金に関する多くの専門書を読まされました。」
このような貴重な経験を基に、現在において彼はホームページ製作やシステム開発における上流工程を主に担当している。ユーザーと話をしながら、論理的かつ客観的にユーザー企業の強みと弱み、そして潜在的に潜んでいる脅威を見つけ出し、これまでの経験から独創的なアイデアで解決への道を築き上げていく能力が荒川にはある。
開発者として思うこと
荒川はこう語る。「一般的に、システム・エンジニアやプログラマーは人間関係が得意でない人が多いと思われがちです。しかし、この仕事だからこそ、人とのコミュニケーション力がとても大切だと痛感しています。
ホームページやシステムは技術があれば作ることはできます。しかし、それらが納品されたときに、ユーザーが喜んでくれる、ユーザーに利益をもたらしてくれるホームページやシステムを開発するには、開発時に、常にユーザーと同じ方向を向いていないといけないのです。そのためには、強い責任感とコミュニケーション力が不可欠です。深い業務知識と、既成概念にとらわれない想像力でユーザーの立場を理解する。これからもこの姿勢は崩さずに仕事をしていきます。」
得意な分野
電網工房の設立以来、数多くのシステムやホームページを開発してきた荒川だが、その中でも最も経験が長いのが、Eコマースサイトの開発だ。物を販売するEコマースサイトは、顧客が商品を購入するフロント側(ショッピングページ)だけではなく、その顧客の情報や、商品在庫数、出荷状況、入金状況、そして売上状況などを管理するための管理側システムが存在している。「顧客が注文した商品が正確に手元に届くように情報を処理するのが管理画面の主たる目的です。しかし、それ以外にも、ショップ管理者に売上集計や商品別販売個数など、タイムリーな経営判断ができるように、様々な角度から販売状況の可視化をすることが大切です。」と荒川は語る。
休日の過ごし方
平日はフルに働いている荒川の週末の過ごし方も活動的だ。「冬の間は時間が許される限り、スキーに没頭しています。金曜日はどんなに遅くまで働いていても、翌日の早朝にはスキー場にいます(笑)。週末を無駄に過ごすのが好きじゃないんですよね。もちろん家族サービスも忘れてはいません。」
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